
2016年を振り返ると
『まさか!こうなるとは・・・』
の年だったと思います。
みんなの予想を裏切って、サプライズが起きた
大波乱の1年だったと言う印象が強いです。
2016年に起こった出来事と値動きを
振り返っていきましょう。
2016年の為替を動かした大きな出来事と言えば、
なんと言ってもこの2つでしょう。
- イギリスのEU離脱決定
- トランプ氏大統領選挙勝利
イギリスのEU離脱決定
6月24日のイギリスのEU離脱か残留かを問う国民投票で、
EU離脱が決定しました。
事前の調査では、残留派が多くEU離脱はないと予想されていたので、
この予想外の結果に、為替は大暴落しました。
米ドル/円では、106円台から一時99円台まで下落し、
1日で約7円下がりました。
英ポンド/円では、160円台から一時133円台まで下落し、
1日で約27円も下がりました。
これは、本当に驚きでした。
この時ちょうど、米ドル/円のチャートを見ていたのですが、
「あれよ、あれよ。」
という間に ドンドン下がっていく感じで、
「一体どこまで下がるんだろ・・・」
と、ちょっと見たことのない光景でしたね。
トランプ氏大統領選挙勝利
11月9日のアメリカ大統領選挙で、
予想ではクリントン氏が優勢だと言われていましたが、
結果はまさかの・・・トランプ氏が勝利しました。
こちらも予想外の結果でサプライズが起こり、またまた為替は大きく動きました。
米ドル/円では、106円くらいから101円くらいまで
約5円ほど下げる場面がありました。
ですが、このアメリカ大統領選挙後は、
トランプ氏が勝利した瞬間は急落しましたが、
その後米ドルは一気に上がっていき、最終的には118円台まで上がりました。
私はトランプ氏が勝利した後は、
米ドルが下がって円高になっていくのだと思っていたので、
予想とは全く違う動きで、とてもビックリでした。
このように、政治的なイベントが為替相場に与える影響は
とても大きいので、今後もしっかり注意しておきましょう。
2017年の為替イベント
2017年は欧州を中心に選挙が数多く実施される予定です。
以下に、特に重要と思われるものをまとめましたのでご覧下さい。
政治日程に関しては、今後変更されることがあるかも知れませんので、
ニュースなどに注目しておいて下さい。
- オランダ総選挙(3月15日)
- フランス大統領選挙 第1回投票(4月23日)
- フランス大統領選挙 第2回投票(5月7日)
- G7首脳会議(イタリア)(5月26日、27日)
- イギリス総選挙(6月8日)
- フランス国民議会選挙(6月11日、18日)
- G20首脳会議(ドイツ)(7月7日、8日)
- ドイツ連邦議会選挙(9月24日)
- 日米首脳会談(日本)(11月6日)
注目されていたフランス大統領選挙の結果は、マクロン氏の勝利でした。
予想通りの結果だったので、為替も特に荒れることもなかったと思います。
「今年は昨年と違ってあまりサプライズは起きないのかなぁ。」
と感じています。
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