
FXの魅力を語る上で外せないのが、
『レバレッジ』と『スワップポイント』です。
この2つについてしっかり学び、理解することで、
うまくトレードに活かしていきましょう!
レバレッジとは
「レバレッジ」とは、日本語で「てこ」のことを意味し、
少ない資金で、大きな取引をすることが出来る仕組みのことです。
例えば、
証拠金が10万円で、30万円の取引をした時は、レバレッジは3倍、
100万円の取引をした時は、レバレッジは10倍になります。
FXでは、最大25倍のレバレッジをかけることが出来ます。
では、なぜ自分が預けた証拠金以上の取引をすることが出来るのでしょうか?
FXは、通常の買い物などと違い、
取引時に売買した代金の全額を支払ったり、受け取ったりするのではなくて、
売買の取引が終わった時の差額だけをやりとりする取引になるからです。
これを、「差金(さきん)決済」と言います。
例えば、100万円分の米ドルを買って、
その後、米ドルの価値が上がり、110万円になった時に決済したとします。
その時、100万円を払ったり、110万円を受け取ったりするわけではなくて、
差額の10万円だけを受け取ることになります。
FXの魅力の1つで、大きな特徴でもある「レバレッジ」ですが、
高くなればなるほどリスクも高くなるので、注意が必要です。
初心者の内はあまりレバレッジが高くならないように気をつけましょう!
スワップポイントとは
「スワップポイント」とは、
2通貨の金利の差から得られる利益のことで、
「外貨預金」の金利にあたります。
日本は低金利なので、高金利の通貨を買い、
ポジションを保有すると、
ポジションを保有している間、
スワップポイントを毎日受け取ることが出来ます。
現在の各通貨の金利は下記のようになります。
通貨 | 金利 |
---|---|
日本円 | -0.10% |
米ドル | 1.50%、1.25% |
ユーロ | 0.00% |
英ポンド | 0.50% |
カナダドル | 1.25% |
オーストラリアドル | 1.50% |
ニュージーランドドル | 1.75% |
スイスフラン | -0.75% |
香港ドル | 1.75% |
南アフリカランド | 6.75% |
(金利は各国の状況によって変動するため、随時見直されます。)
例えば、米ドル/円で買いの取引の場合、
1.25%(米ドルの金利)- 0.10%(日本円の金利)= 1.15%
がスワップポイントの目安となる利率になります。
尚、スワップポイントは日々変化しますし、FX会社によっても異なるので、
FX会社のホームページで確認しましょう!
マイナススワップとは
スワップポイントは、貰える場合と支払う場合があるので注意が必要です。
例えば、
先ほどの米ドル/円で買いの取引の場合は、スワップポイントが貰えますが、
米ドル/円で売りの取引だと
0.10%(日本円の金利)- 1.25%(米ドルの金利)= -1.15%
と、マイナスになってしまいます。
ユーロは、日本円よりも金利が安いため、米ドルの取引とは逆で、
ユーロ/円で買いの取引の場合が、マイナススワップとなり、
ユーロ/円で売りの取引の場合は、スワップポイントが貰えます。
スワップポイントの金額などは、FX会社のホームページで確認出来ます。
マイナスの表示がある時は、スワップポイントを支払うことになるので、
トレードをする前に、スワップポイントが貰えるのか、
支払うのか確認しておきましょう!
長期トレードの場合は注意!
スワップポイントは、1日の金額は微々たるものですが、
数ヶ月や数年となると結構大きな額になってきます。
マイナススワップになる場合で、
長い期間ポジションを保有する時は注意しましょう。
逆に高金利通貨を買う場合は、長くポジションを保有することで、
スワップポイントを多く貰うことが出来ます。
マイナー通貨はスワップポイントが多く貰えますが、
リスクも高くなるので、トレードする際は注意が必要です。
- 次ページでは『2016年の為替イベントおさらい&2017年の予定』についてご案内します。
オススメのFX会社 | |
---|---|
DMM FX![]() |
FX国内口座数第1位
全通貨ペアで業界最狭水準のスプレッド |
GMOクリック証券【FXネオ】 |
FX取引高5年連続世界No.1 高水準のスワップポイントも人気 |
株式会社マネーパートナーズ【パートナーズFX】 |
2016年オリコン日本顧客満足度 「FX取引」で第1位を獲得 |
まだFX口座をお持ちでない方は、まずは無料で口座開設を。