
FXのトレードスタイルは、大きく分けると3種類で、
『スキャルピング』『デイトレード』
『スウィングトレード』
と、トレードの時間によって分けられます。
それぞれの特徴を知り、いろいろ試してみて、
自分に合ったトレードスタイルを見つけましょう!
『スキャルピング』とは
『スキャルピング』とは、
エントリーから決済までを、数秒から数分で終わらせるトレードのことです。
経済指標の発表などの、市場が動くタイミングを狙う短期決戦型で、
小さい利幅を狙って取引します。
小さい利幅で利益を増やすには、レバレッジをかけることが必要になりますが、
レバレッジをかけ過ぎないように注意が必要です。
瞬時に判断する力と、集中力が必要なので、初心者向きではないかも知れません。
トレードには、1分足や5分足といった短期のチャートを使用します。
『スキャルピング』の様に、エントリーして、すぐに決済となると、
スプレッドが小さいかどうかが重要なポイントになりますので、
FX会社の選択にも注意しましょう!
『デイトレード』とは
『デイトレード』とは、
その名の通り、1日でエントリーから決済までを終わらせるトレードのことです。
効率良く取引するには、1日の中で為替レートが大きく動く時間帯を狙って、
取引することも重要になります。
日本時間の夕方から深夜にかけては、欧州勢と米国が取引を開始する時間になるので、
相場の動きやすい時間帯と言えます。
トレードには、5分足や30分足といった、短めの足のチャートを使用しますが、
それだけで判断せずに、1時間足や日足などのチャートで
大きな流れを把握することも大切になります。
長期間ポジションを保有しないので、
為替の急激な変動によるリスクは低めというメリットがあります。
それでもリスクは0ではないので、
リスク管理(損切り)は忘れずにしておきましょう!
『スウィングトレード』とは
『スウィングトレード』とは、
エントリーから決済までを、数日から数週間かけて行うトレードのことです。
ポジションを保有したら、じっくり様子を見て、大きな利益を狙います。
基本は、為替の動きについていく順バリで、上昇トレンドなら買い、
下降トレンドなら売りの取引となります。
トレードには、日足や4時間足のチャートを使用することが多いですが、
週足などの長い足のチャートも見て、大きな流れもチェックしておきましょう!
ポジションを保有する期間が長くなるので、
為替の急激な変動によるリスクも高くなります。
リスク管理(損切り)はしっかりとしておきましょう!
また、長期間ポジションを保有する時は、スワップポイントにも注意が必要です。
スワップポイントは、貰える場合と支払う場合があるので、
取引する前に確認しておくようにしましょう。
『スウィングトレード』は、チャートを見る時間があまりない社会人など、
忙しい人にも向いているトレードスタイルになります。
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