
FX会社で口座開設も終わって、
「さぁ、FXでお金を稼ぐぞ!」
とやる気マンマンで始めたのは良いけれど
「分からない言葉が多すぎる・・・。」
とお悩みのFX初心者さんへ。
FXでは日常の生活ではあまり目にしない、
難しい専門用語がたくさんあります。
そんな専門用語で悩んでつまずかない為に『FX用語集』を作成しました。
ぜひ、お役立て下さいませ。
成行(なりゆき)
成行(なりゆき)とは、
価格を指定せずに、画面に表示されているレートで売買するFXの注文方法です。
「今買いたい(売りたい)。」という時に使用します。
成行注文は、FXの注文方法の中で、
最も簡単でスピーディーな注文方法となりますので、
初心者の方は、まず1番最初に覚えておきましょう。
今現在の価格が取引したい価格と違う時は、
価格を指定出来る『指値(さしね)注文』を使うと便利です。
FXの注文方法についての詳細はこちらです
→ 取引スタート!FXの注文方法について学ぼう
難平(ナンピン)
難平(ナンピン)とは、
保有しているポジションに損失が出ている時に、更にポジションを増やすことです。
例えば、米ドルが100円の時に1万ドル買ったとします。
その後、為替が予想と反して98円まで下がってしまいました。
現在の損失を元に戻すためには、為替が2円上昇してくれないといけませんが、
98円に下がった時に更に1万ドル買うと、
為替が1円上昇してくれれば損失が元に戻せます。
ですが、更に為替が下降してしまうと、損失がドンドン多くなるので、
初心者の方にはおすすめ出来ません。
※私自身も初心者の頃に、このナンピン買いをして損失が増えてしまったので、
お気を付け下さい。
始値(はじめね)
始値(はじめね)とは、その期間が始まった時に最初につけた値段のことです。
チャートの基本であるローソク足には、4つの値段が示されていて、
始値の他に、その期間が終わる時に最後につけた値段の『終値(おわりね)』、
その期間で最も高かった値段の『高値(たかね)』、
その期間で最も安かった値段の『安値(やすね)』があります。
そして、この4つの値段のことを『四本値(よんほんね)』と言います。
チャートのローソク足についての詳細はこちらです
ハト派/タカ派
ハト派とは、経済状況に対して慎重な見方をすることや、
利上げ反対派のことを言います。
それとは逆に、経済状況に対して強気な考えや、
利上げ賛成派のことを『タカ派』と言います。
FXのマーケットニュースなどで、よく目にする言葉なので覚えておきましょう。
評価損益(ひょうかそんえき)/含み損益(ふくみそんえき)
評価損益(ひょうかそんえき)とは、
未決済で保有しているポジションを、今決済した場合にいくらの損失、
またはいくらの利益になるかを示したもので、
『含み損益(ふくみそんえき)』とも呼ばれます。
米ドルが100円の時に1万ドル買い、
その後米ドルが99円まで下がると、そのポジションには1万円の評価損が発生し、
その逆に、米ドルが101円まで上がると、1万円の評価益が発生します。
新規注文が確定した後は、「建玉一覧」で評価損益を確認することが出来ます。
ファンダメンタルズ分析/テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析とは、
景気や金利などの経済動向から、未来の為替の動きを予測する方法です。
それとは異なり、過去のチャートの値動きを分析し、
未来の為替の動きを予測する方法のことを『テクニカル分析』と言います。
「ファンダメンタルズ分析」で、
これから為替が上がるのか下がるのか、大きな流れを確認して、
「テクニカル分析」で売買ポイントを見極める。
という風にバランス良く組み合わせて考えましょう。
為替の分析についての詳細はこちらです
→ FXで勝利するために為替の動きを分析しよう
ブレイクアウト
ブレイクアウトとは、レンジ相場の高値か安値の
どちらかを抜けていくのを狙って、トレードする戦略のことを言います。
例えば、米ドルが100円と103円の間で、
行ったり来たりを繰り返しているレンジ相場が続いている時に、
103円を上に抜けた時は、そのまま上昇する可能性があるので「買い」、
逆に100円を下に抜けた時は、
そのまま下降する可能性があるので、「売り」の取引をします。
ポジション
ポジションとは、新規注文が成立して、未決済で保有している通貨ペアのことで
『建玉(たてぎょく)』とも呼ばれます。
買いの取引では「買いポジション」、売りの取引では「売りポジション」と呼ばれ、
新規の注文をすることを「ポジションを建てる」とも言われます。
- 次ページでは『FX用語集(ま~ら行)~初心者さんの「分からない」をサクッと解決~』についてご案内します。