
為替が動く要因には様々なものがあり、
為替レートは休む間もなく、
24時間リアルタイムに変動していますが、
為替が大きく動く要因のひとつに、
各国の『政策金利』の発表があります。
金利が変わることによって、通貨の価値も変動するので、
これから金利がどのように変わっていくのか、
上がっていくのか、下がっていくのかは、
為替市場において、とても注目されています。
みんなが大注目の『政策金利』が発表された後の、
為替の動きについてレポートします!
2018年3月のレポートは前ページをご覧下さい。
政策金利とは?
政策金利とは、各国の中央銀行が決定する金利のことで、
- 日本なら日本銀行
- 米国ならFOMC(連邦公開市場委員会)
- 欧州ならECB(欧州中央銀行)
- 英国ならBOE(イングランド銀行)
がそれぞれ決定します。
基本的には、金利が上がると通貨価値が上がり、
その通貨が買われやすくなります。
そして、政策金利が発表される時に、同時にコメントも発表され、
そのコメントによって、これから金利がどうなっていくのかが予想されるので、
コメントの内容によっては、為替が大きく動くことになります。
政策金利の発表スケジュールは、
各FX会社で確認出来るので、チェックしておきましょう!
政策金利発表後の為替の動き【2018年4月 オーストラリア】
2018年4月のオーストラリアの『RBA政策金利発表』後の、
為替の動きがどうだったのかを見ていきましょう。
2018年4月3日(火)の 13:30に発表された『政策金利』の結果は、
予想通り 1.50%の据え置きとなりました。
政策金利の発表後は、特に大きな動きはありませんでした。
豪ドル/円の13:00の高値(たかね)が 81.52円、
安値(やすね)が 81.39円ということで、
1時間の変動幅は約 0.1円となりました。
上記のチャートは、豪ドル/円の1時間足のチャートとなります。
政策金利発表後の為替の動き【2018年4月 欧州(ユーロ)】
2018年4月の欧州(ユーロ)の『ECB政策金利発表』後の、
為替の動きがどうだったのかを見ていきましょう。
2018年4月26日(木)の 20:45に発表された『政策金利』の結果は、
予想通り 0.00%の据え置きとなりました。
政策金利の発表後に、ユーロ/円は一時 132.71円まで下落しましたが、
予想通りの結果で小幅な動きとなりました。
その後、21:30からのECB総裁の会見を受けて、
ユーロ/円は一時 133.23円まで上昇しました。
政策金利発表からECB総裁の会見後の間で
約 0.5円の変動がありました。
上記のチャートは、ユーロ/円の1時間足のチャートとなります。
政策金利発表後の為替の動き【2018年5月 米国(アメリカ)】
2018年5月の米国(アメリカ)の『FOMC政策金利発表』後の、
為替の動きがどうだったのかを見ていきましょう。
2018年5月3日(木)の 3:00に発表された『政策金利』の結果は、
予想通り 1.75%、1.50%の据え置きとなりました。
政策金利の発表後、米ドル/円は一時 109.59円まで下落しました。
3:00の高値(たかね)が 109.92円だったので、
1時間で約 0.3円の変動がありました。
上記のチャートは、米ドル/円の1時間足のチャートとなります。
政策金利発表後の為替の動き【2018年5月 英国(イギリス)】
2018年5月の英国(イギリス)の『BOE政策金利発表』後の、
為替の動きがどうだったのかを見ていきましょう。
2018年5月10日(木)の 20:00に発表された『政策金利』の結果は、
予想通り 0.50%の据え置きとなりました。
政策金利の発表後、英ポンド/円は一時 147.92円まで下落しました。
20:00の始値(はじめね)が 149.01円だったので、
1時間で約 1.0円の変動がありました。
上記のチャートは、英ポンド/円の1時間足のチャートとなります。
- 次ページでは『政策金利が発表された後の為替の動きに注目!【2018年6月】』についてご案内します。
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